先日、とある新入社員の男性と話をした時のこと。

こちらの企業は入社時に好きな店舗への配属を希望できます。

出勤時刻が早めなので、自宅から最寄りの店舗を選ぶ社員が多いのだそう。

しかし、この男性新入社員の自宅最寄りの店舗は建物が古く、事務所内も散らかっていたので、事務所が整頓されている店舗への配属を希望したそうです。

本社研修時、先輩社員からどこに住んでいるのか訊かれた時、なぜ自宅最寄りの店舗を選ばなかったのか尋ねられたそうです。

その時彼は、「◯◯店舗(彼が希望した店舗)は事務所の中が整理整頓されていて、仕事で疲れていても必要以上に気分が滅入らないなと思ったからです。」と答えたそうです。

彼は私に言いました。

「建物が古いのは仕方がないと思うんです。しかし以前、その店舗に見学に行った時、事務所で働いている人が必死で探し物をしていたのを記憶しているんです。
自分も何かあったらあんなに探さなきゃいけないのかと思ったら嫌だなと思ったし、それに事務所の中がグチャグチャだったら、仕事で疲れている上に余計に疲れる気がすると思ったんです。
家を出る時間が30分くらいしか変わらないのならば、気分よく働ける店舗を選んだ方が良いなと思いました。」

仕事、働くことに関しての考え方も変わってきています。

その先輩社員は、「事務所の中がキレイという理由で店舗を決めるのってどうなの?それよりも家から近い方がラクじゃない?」とあまり納得してくれなかったそうです。

事務所内の整理整頓状況で選ばれる時代が到来してきたと私は思います。

探し物をすると、気分はイライラするし、仕事の効率も悪くなります。無駄な時間を費やすことになります。
だったら、気分がイライラせずに効率よく働ける職場を選び、通勤時間を有効に使えるようにした方が良いと考えるのは自然な流れです。

すでにその職場で働いている人には当たり前の光景であっても、その光景を初めて目にする人たちにはどのように映るのか。

若者たちがキレイな職場で働きたいと思うこと、これは今後当たり前になってくることでしょう。

良い人材に長く働いてもらいたいと考えるのであれば、職場環境についてもできることがないか考えてみると良いと思います。