私たち社会人は、ビジネススキルや接遇スキルの向上には意欲的です。

私も、企業様とメールや電話でやり取りしたり、直接お会いしてお打合せさせて頂いたりします。となると、メールや電話のマナー、立ち居振る舞い等のスキルは必須事項。

データのやり取りをすることもあります。PCが使えることはもちろん、資料作成のスキルも求められます。

つまり、ビジネススキルや接遇スキルは働く上で必要不可欠なスキルとして確立しているのです。

 

しかし、これからの時代はこの2つのスキルだけでは通用しません。(いえ、もう通用しなくなっていると言っても過言ではありません。)

 

働き方改革などという言葉も出現し、時代の流れは大きく変わり、働き方はもちろん、価値観やライフスタイルも実に多様化してきています。

この流れに上手く乗らないと、生き残れない時代なのです。
働き方改革に伴う社内整備だけでなく、時代の流れに柔軟に対応し、ニーズを読み取ったサービスを生み出し、効果的に発信する必要があります。

 

社内整備として、残業削減の方針を打ち出したり、働きやすい制度を充実させようとしている企業は非常に多い。

ですが、これらを実現させるためには、職場環境整備を同時進行する(あるいは事前に済ませる)必要があります。

環境改善(環境整備)がいかに会社や従業員に貢献するものであるか。これに気づいている企業はすでに着手しています。

 

求められる新たなスキルは”環境(構築)スキル”

残業できなくなったからといって業務量が減るわけではありません。
制度が充実しても行使できるような状況でなければ意味がありません。

働く職場をキレイにするのは、総務担当や各部署の女性社員だというのは過去の話。今は、年齢性別役職など関係なく、自分でできるのが当たり前の時代です。

自分のデスクや持ち物の整理整頓ができるのはもちろん、それ以外にも自部署や会社全体を、安全かつ業務効率が上がる環境へと構築できる能力が求められています。

 

社会人に求められる3番目のスキル。それは、環境(構築)スキル

 

探すことは仕事ではないなずなのに。

整理整頓ができること、環境構築スキルを持つこと。
今までも必要だったはずなのに、正解や基準があるわけでも、点数が出るわけでもないので殆ど重要視されていませんでした。

会社は、整理整頓がされていないために探し物している時間にも、労働時間として給料を支払ってくれています。

探し物で時間を使い過ぎてしまい、やむなく残業することになったとしたら、さらに残業代も支払ってもらえる。

雇われている側としては、こんな好待遇なことはありません。

 

安全で効率的な職場環境が構築されているからこそ、不必要な残業を減らすことができるのです。
安全で効率的な職場環境が構築されているからこそ、制度を行使することができるのです。

 

まずは意識改革から

企業様からご依頼頂く、職場環境改善に関する研修。

現場で使えるようになることを目的としているのが研修ではありますが、とはいえ、「まずは意識改革から」。
殆どの企業のご担当者様はおっしゃいます。

なぜ、職場環境を整える必要があるのか、すら分かっていない。

働き方改革とは、体の良い残業カットであり、名ばかりの制度を作ってホワイトカラー企業風にしている。そんな風に従業員に思われるとしたら、やはり、まずは意識を変える必要があります。

 

環境改善、従業員にとってのメリット

職場環境が整うことで、探す時間を代表とする、無駄な時間が削減されます。
業務量が減らないにしても、無駄な時間が削減されることで労働時間を短縮することができます。

職場環境を整える中で、あらゆる問題点に気づき、改善することで仕事をより効率的に行うことができるようになります。
効率的に業務を行えるようになることで、制度を行使しやすくなります。

 

残業削減や制度の充実は、働く人たちの、働くことだけでなく、人生を楽しむための手段なのです。

 

環境改善、会社にとってのメリット

無駄な時間が削減されることで、不必要な残業代を削減することができる。本来の生産性のある仕事へコストをかけることができるようになります。

他にも、無駄なコストを削減することができます。

 

そして、プライスレスなメリットとして、従業員たちの成長

環境改善は単に場が整うだけではありません。環境改善活動を通して、従業員たちは成長します。

様々な価値観や立場の従業員たちが皆で活動することで、議論し、全員の納得を伴う改善策を導き出す必要があります。この過程で問題解決力や真のチームワークが醸成されます。

会社は人の集まり。どんなに素晴らしい商品やサービスがあったとしても、それを活かすも殺すも扱う”人”によります。

従業員たちの成長はお客さまや取引先にとっても大きなメリットとなることは言うまでもありません。

 

 

従業員の成長は企業の成長。

 

3番目のスキル育成は企業の課題である

さて、この環境構築スキル。最近では、多くの情報があり、誰しもが手軽に入手することができます。何とかしたい!という思いで学んでいる人も非常に多い。

しかし、職場というのは自分ひとりのスペースではありません。

つまり、自分ひとりの意見だけを採用し(もしくは、周囲のことを勝手に想像するだけで)、安全かつ効率的な職場環境を構築しても、案外それは独りよがりであるということ。

先にも述べましたが、いろんな立場や意見、価値観があるので、やはり全員で進めることが最短であり最大の効果を生み出します

環境改善は企業の課題。
そして、実際に環境改善を実施する中でしか養われない環境構築(実践)スキル。

この育成は企業の課題であり、企業の成長・存続に必要不可欠なものなのです。

 

 

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