継続は力なり。
千里の道も一歩から。

職場の環境改善も同様です。

職場には、立場や役職、雇用形態はもちろん、年齢・性別・性格・価値観、背景や経験等が異なる様々な人が存在します。
おそらくは、「友だちにはなりたくないな」と感じるような人もいることでしょう。

そのような、いろんな人たちがいる中で環境改善を行うことは、決してラクなことではありません。

ただ単に、続けることですら難しく、ともすれば、実践すら厳しい職場、というのもあります。

 

環境改善で最も大変なこととは?

複数の企業さまとお話させて頂く中で、「社員への浸透がとにかく大変でした。」と、皆さま口を揃えておっしゃいます。

そしてこの問題がクリアできたのか?と言えば、決してそうではなく、今もなお課題である、とおっしゃいます。

環境を改善すること自体は、決して難しいことではありません。

 

にもかかわらず、ぶち当たってしまう壁というのは、

結局は「人」の問題。

 

環境改善で人が育つ?

かねてより私が声を大にして言っていることの一つに、環境改善の取組みで人が育つ、というものがあります。

 

成功と失敗の差は何なんだろう?と考えた時、
うまくいかなかった時、その原因を考えたり、改善を試みなかったら、それは失敗であると私は考えます。
「失敗は成功の母」とも言いますしね。

 

コンサルティングを行う際、私は何でもかんでもアドバイスはしません。
「あ、それはうまくいかないだろうな、と思っても、敢えて口にしないこともあります。」

そうすると、大体は、うまくいきません。

企業さまの中には、最短でうまくいく方法を知りたいとリクエストされる場合もあります。
しかし、うまくいかなかったことで、何が良くなかったのか、どうすればうまくいくかを考えることで社員は成長します。

 

そちらの方が、結果的には近道です。

 

社員たちが、自分たちで考え、主体的に動くことが当たり前になれば・・・。

即ち、人が育った企業の、事業展開や成長速度は、自ずと早くなります。

 

環境改善に正解はあるのか?

環境改善には、知っておいた方が良い法則があります。
その原理法則は汎用性が高く、自分たちの職場に当てはめるとするとどうすれば良いのか?を考える必要があります。

 

つまり、正解というものはなく、それぞれの職場の最適解というものがあります。

 

応用力・・・、置換力が求められます。

また、その時はソレが最適解でも、その先もソレが最適解であるとは限らない。

状況に合わせて見直しも必要となります。

 

終わりなき旅だと疲れないか?

もちろん、疲れます。

先に書いた「失敗は成功の母」だって、うまくいかないことばかりだったら疲弊します。

必要なのは、成功体験。
小さな成功体験がさらなるモチベーションの維持へとつながります。

 

実践継続し、人が育ち、改善が進んでいくと、自分たちでゴールを設定するようになります。
そのゴールを達成する頃には、さらに人が育ち、次の課題を見つけ、さらにゴールを設定する。

良いスパイラルができていくのです。

 

結果、終わりなき旅は楽しい旅となり、社員一同の顔つきは誇らしげになります。

 

もちろん、そこに行きつくまでは相応の苦労があります。

 

やった人にしか見えない景色

こればかりは口で説明することは非常に難しいのですが、環境改善に着手し、継続している人たちにしか見えない景色というものがあります。

 

環境改善は企業に必須のものである。
自社にとってだけではなく、社員自身や取引先、お客さまなど関わる全ての人たちに良い影響を与える。

必ず上がってくる声です。

 

思うに、いかに仕事をラクにするか?
(ズルではありません。ラクです。)

これを追求していくこともカギとなりますよ。

余談ですが、上の写真は、先日お伺いした大阪のR社さまの事務所内の風景です。
社長のデスクの後ろにありました。印象に残った景色の一つです。

 

職場の環境改善コンサルティング