「片づけてもすぐにリバウンドしてしまうんです。」とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
片づけのプロである我が家もそう。
なぜならば、家という場所は人の暮らしを営むところだから。
ホテルやモデルルームには人は暮らしていません。
モノを使えばその後出しっぱなしにすることもありますし、朝食後に食器をシンクに置いたまま急いで外出することもあるでしょう。
Before&Afterのような一瞬の静止画に惑わされないでくださいね。

「私がいくら頑張っても家族がすぐに散らかすんです。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
いわゆる、片づける人と散らかす人の担当が決まっているパターン。
実はこれが問題でして、散らかす人が(時には)自分で片づけてくれさえすれば片づく家へと変化していくはず。

では、なぜそううまくいかないのでしょうか?

答えは、片づけ問題を片づけだけで解決しようとするから。

どういう意味かお分かりですか?
つまり、小手先のテクニックだけではうまくはいかない、ということ。

まずは理想の部屋のイメージのすり合わせから

キッチン自分にとっての理想の部屋と家族にとっての理想の部屋のイメージが一致するとは限らない、ということを忘れないでください。
より具体的なイメージを家族みんなで共有することが大切です。

家族が一堂に会する場所であるリビングダイニング。
意外と家族の理想が違うことが多い場所でもあります。

まずは家の中それぞれの部屋に「基本型」を作ります。
その基本型を作るのは誰か一人で行っても構わないでしょう。
ただし、自分だけの理想に基づいた「基本型」ではなく、家族全員の理想の「基本型」にすることが重要なのです。

そうじゃないと、みんな他人事。誰も片づけてはくれないでしょう。

家族の特徴を掴む

家族全員の理想に基づいた型を作るのは誰か一人で行っても構いません。
ここで重要なのが、家族の特徴・特性・性格・性質などを把握した上で行うことが重要。

・カゴに入れるのはできるけど、フックにかけるのは面倒な人。
・朝が弱く、いつも疾風の如く準備して出掛ける人。
・人の話をあんまり聞いていない人。
・都度片づけることを億劫に感じる人。
・散らかっていると集中力がなくなる人。
・一度着た服をすぐにクローゼットにしまっても平気な人・苦手な人。
・・・などなど。

自分はできるから大丈夫!ではなく、家族の特徴に合わせながら基本型を作り上げていくのです。

ベースは家の中で一番片づけが苦手な人が片づけられるかどうか。
そこに、それぞれの特徴に合わせて作り上げます。

そのためには、家族のコミュニケーションが大切ですね。

声掛けも気を付けるポイント

これから試験勉強をしようと思った矢先、「何してんの?!いい加減勉強しなさい!」なんて言われようものなら一気にやる気は失せます。

これと同じで、片づけに関しても声の掛け方が大切です。

使ったら元に戻す。
これが大原則ですが、戻せない時・気分だってあるはず。
そんな時に頭ごなしに「片づけてよ!」なんて言われたら誰だって片づけたくなくなる上に片づけが嫌いになってしまいます。

また、つい私たちはできていないコトに関しては口に出して注意しがちですが、できている(できた)コトに関しては口に出して感謝の意を示さない。

やって当たり前?!
そんなことはありません。

いかなる時も相手への心配りが大切なのです。
特に家族だと遠慮や配慮が欠けてしまいます。

意識してみてくださいね。

 

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